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「銀座」と聞くと山野楽器とヤマハを連想する。と言っても行くのはいつも山野だ。
CD売り場が充実していて、行けば必ず何かしらの収穫を得ることができるからだ。そのあとヤマハも覗いていこうと思っていても、山野のCD売り場で時間を使い果たしてしまい、ヤマハに立ち寄ることなく駅に向かうというのがいつものパターン。
しかし今年の春、ヤマハ銀座店がリニューアル・オープンしたということで、今回は山野に行かずにヤマハを覗いてみることにした。

ヤマハ銀座店
ヤマハ銀座店
歩行者天国を歩いていくと黒っぽく光る巨大なビルが見えてきた。「やっぱデカいな~」
店内に入りまず向かったのは4階管楽器売り場。第一印象は「狭くなったな」だった。
以前は背の高いショーケースなどが少なく店内が奥まで見渡せる広々とした印象があり、それがヤマハ銀座店の良さだったのだが今はそれがない。
以前はなかったエスカレーターの設置などにより、売り場面積が狭くなったのかもしれないが、それにしても背の高いショーケースがずらりと並び、人の歩くスペースがかなり狭くなったように感じる。
更にここに来るお客さんはかなりの確立で楽器ケースを持っている。ラッパのソフトケースを肩に掛けているだけでもすれ違うのに気を遣う。しかしそんな印象も、楽器を買う目的でここに来た人にとっては逆に、たくさんの楽器を見ることができ、ワクワクする期待の詰まった空間となるのだろう。
置いてある商品についての詳細はここでは省略するが、楽器はもちろんのこと、アクセサリーなども豊富な品揃えであることは言うまでもない。

ヤマハ銀座店入口

次に3階へ下り、楽譜・書籍売り場に行ってみた。昔から「楽譜や音楽書を探すなら銀座ヤマハ」と思っていたが、期待どおりこの売り場は充実している。かなりマニアックな音楽書まで置いてあり、ここなら楽譜でも専門書でも大抵の本は見つかるのではないだろうか。

そして最後に2階のCD売り場に行ってみた。ここは残念ながら以前よりだいぶ品数を減らしたようだ。クラシックはそこそこあるが、ジャズを含むポピュラー音楽に関しては、近所の小さなCDショップ並みだ。
そんな中、力を入れているのが明らかなのが吹奏楽関連のコーナーだ。CD・DVDや楽譜もかなり揃っている。また、吹奏楽に関連して、アンサンブルの楽譜やマーチング関連の商品も他店では見かけないものがずらりと並んでいる。これらのジャンルをやっている人にとってはかなり魅力的なフロアだろう。

きれいにリニューアルされた店内は、全体的にシックな色調で統一され、落ち着いた気持ちにさせてくれた。

CD売り場が期待はずれで不完全燃焼の私は、やはり山野楽器店に向かった。

山野楽器に到着し店内に入った私はいつもどおりにまっすぐジャズCDコーナーへ。やっぱり安心する。それと同時にこの魅力的な品揃えに悩まされる時間に突入する。流し見しているだけでもほしいものが次々と出てきて、何を買って帰ろうかものすごく悩んでしまうのだ。
でもそれはいつものこと。とりあえず一番奥に進みビッグバンドのコーナーに行くのがいつものコース。
ビッグバンドのCDがこれほど揃っている店は私の知る限りほかにない。
ちょうどこの日はミシェル・カミロ・ビッグバンドのCD(DVD付き)「CARIBE(カリベ) 」の発売直後だったので、そのDVDの映像をモニターで流していた。このDVD付きCDは近々買う予定だが、今回はパスした。
そしてふとその横を見ると、Bob Curnow's L.A. Big BandのCD「Music of Pat Metheny 」が、ジャケットの絵が見えるように横向きに置かれていた。このCDはずっと前から「いつかは買わなきゃ」と思いつつ、いつでも買えるからとずっと買わずにきていたCDだ。こんな機会でもなければずっと買わないかもと思い、今回はこのCDを買って帰ることにした。「それ今ごろ買ったの!?」なんて声が聞こえてきそうだな。

カリベ(DVD付)
カリベ(DVD付)
Music of Pat Metheny
Music of Pat Metheny
先日来日し話題となったラテン・ジャズの天才ピアニスト、ミシェル・カミロのビッグバンド。リードTpは来日時と違いジョン・ファディスだ!L.A.で活躍するミュージシャンが集結したスペシャル・ビッグバンドでパット・メセニーのナンバーを演奏する。トランペットにはウェイン・バージェロンやボビー・シューなど一流プレイヤーが参加。

この銀座山野楽器のジャズCDフロアの品揃えは本当にツボをついている。フロアの広さだけで言えばほかにももっと広い売り場をもつショップもある。たとえば新宿や渋谷のタワレコなんかはかなり広く、他のジャンルとくらべ比較的小規模にされてしまうジャズ・コーナーだってかなり広い。しかし膨大な在庫があるにもかかわらず、目的のCDが無いことが多い。
それがこの銀座山野は欲しいものどころか興味を引かれるアルバムが次から次へと出てくるのだ。たとえば私が今ハマっている「ファブリツィオ・ボッソ」。他店では大抵「ハ行」の欄にまとめられていて、置いてあっても数枚がいいとこだ。しかしここ山野はちゃんと「ファブリツィオ・ボッソ」の欄が設けられ、数えてみたらなんと20枚以上ありましたよ。これにはさすがに驚きましたね。
もちろんトランペットだけじゃない。たとえば私の大好きなサックスのエリック・アレキサンダーやフィル・ウッズだって見たことのないCDがずらりと並んでいる。

というわけで、ここに来るとほんと悩んでしまうのです。

ジャズジャパン
ジャズジャパンVol.3
そう言えば、前回の記事にも書いたジャズ専門誌「ジャズジャパンVol.3」の中に、この銀座山野ジャズCD売り場の記事が載ってましたね。
その記事中の一文・・・
「お客様の立場で考えれば、予期せぬアルバムを見つけたり情報を得るのはとても嬉しいことだと思います。~中略~ 当店では一度にアルバムを2~3枚購入していかれるお客様が一番多いんですよ。おそらく1枚は最初からのお目当てのCDで、あとは売り場を見ているうちについ欲しくなってしまったCDなんでしょうね。」
・・・ほんとその通りです!!
売り場担当のK氏が品揃えなどについていろいろと話されていたが、それを読んだだけでもアンテナを敏感に張り、情報収集と工夫を欠かさない姿勢が伝わってくる。

自宅の厚木から1時間半も電車に乗ってくる価値がある銀座山野楽器のジャズCDコーナー。今後も更なる魅力的な品揃えで「悩まされるCD売り場」を継続していってほしい。
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