上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
市原ひかり(トランペット)ライブ自宅から歩いて15分ほどのところにあるCabinというライブハウスに7/13(火)、市原ひかり(Tp)グループが出演するということで聴きに行って来ました。
小田急線本厚木駅前の一番街の中のビルの5階。小さいながらもメジャーなアーティストが多数出演する、神奈川県央地区では知られたライブハウスです。

今年の3月に発売されたCD「MOVE ON 」の発売記念ライブとなっており、この日のメンバーも全員このアルバムのレコーディングに参加したミュージシャンたちでした。
バンド編成は私のもっとも好きなコンボのスタイル、トランペットとアルトサックスのフロント2管のクインテットだ。

<市原ひかりグループ>
市原ひかり(Tp)
浅井良将(A.Sax)
堀秀彰(Pf)
中林薫平(B)
安藤正則(Dr)

可愛らしいスタイルで登場した市原ひかりさん、頭にもピンク色の大きなリボンを付けていて、知らない人は彼女がジャズ・トランペッターだとはまず思わないだろう。
マイクを持ち、あいさつと最初に演奏する自身作曲の「クオツリー」の曲紹介があり、演奏が始まった。
バンドメンバーは公称年齢から計算してみると平均年齢29歳。そんな若い人たちの演奏とは思えない本物のサウンドだ。そしてそのサウンドに乗って市原さんのトランペットがゴキゲンに歌う。
市原さんのトランペットを私が初めて聴いたのは彼女がまだデビューするかしないかのころ、エリック宮城EMバンドのライブに新人紹介のようにゲスト出演したときだったと思う・・・新大久保時代のSOMEDAYだったかな?「若い女の子がよく吹くなぁ」と衝撃を受けたのを覚えている。

市原ひかり エリック宮城 共演
NHK-BS2「シブヤらいぶ館」でのエリックさんとの共演(2006年)
その何年か後にもやはりエリックさんと一緒にテレビ出演し、共演したときの映像も残っているが、その時も少々緊張ぎみではあったものの見事な演奏を聴かせてくれたが、あれから数年経った今、彼女の演奏は格段に進化していた。


まず何と言っても「音」がいい。細身の体からは想像もできない太い中低音域は、彼女の師匠、原朋直さんの音色を連想させる。そしてその音に自然にかかるモジュレーションビブラートは彼女のプレイを本格的なジャズサウンドに仕立て上げているように思う。

そしてアドリブ・・・本当にすばらしい。
バップ屋さんにありがちな「組み立て式インプロビゼーション」とはまるで違い、その場の感情を自由に音で表現している。

そして「市原ひかりグループ」というバンドカラーがあり、それがまたいいサウンドをしている。
古典的なバップスタイル、あるいは曲想によってはモダンジャズといったトラディショナルなジャズスタイルを持ちつつ、若いバンドらしいコンテンポラリーなサウンドをしっかりと出している。
メンバーは皆若いが、それぞれに高度なテクニックを持っていて、それゆえに変なことをやりがちだが、どんなに盛り上がっても危険な一線を越えない。それもまた好感が持てる。

演奏曲は、メンバーのオリジナルがほとんどで、唯一のスタンダードナンバー「Everything Happens To Me」も、このバンドらしい独特のアレンジだった。

<セットリスト>
1stステージ
  1.クオツリー
  2.朱鷺(トキ)
  3.Everything Happens To Me
  4.梅雨あけ
  5.Brain Weather

2ndステージ
  1.新年度
  2.年度末
  3.Sink
  4.Float
  5.Inspiration

アンコール
  Smile
市原ひかり トランペット&フリューゲルホルン

全身全霊をこめて吹く市原さんのプレイは大変ダイナミックで、お客さんを惹きつけっぱなしだった。
そしてそのダイナミックな演奏でアンコールを含む11曲を吹ききる彼女は大したスタミナだ。

全ての演奏が終わり、彼女が持参したCDもたくさん売れていたようです。私も1枚購入しました。
そしてブログ用に写真を撮らせてほしいと言うと、なんとメンバー全員が並んでくれたのです。市原さん、そしてメンバーのみなさんありがとうございました。

市原ひかりグループ
左から安藤正則、浅井良将、市原ひかり、中林薫平、堀秀彰


MOVE ONMOVE ON
市原ひかり 市原ひかりグループ

曲名リスト
1. やみくろ
2. A STORY OF RABBIT
3. EVERYTHING HAPPENS TO ME
4. アウターリミッツ
5. 年度末
6. 梅雨あけ
7. 新年度
8. SMALL,GOOD THING
9. INSPIRATION

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
アドリブ・トランペット [DVD]
アドリブ・トランペット [DVD]
一番の幸せ
一番の幸せ
サラ・スマイル
サラ・スマイル
スターダスト
スターダスト
JOY
JOY
スポンサーサイト

「高音域が少しでも楽に吹けるマウスピースはないものか?」

この考え方は極力避けてきたが、最近たまに考えてしまう。

それは・・・

私が普段活動しているビッグバンドは2ヶ月に一度ダンスのバック演奏をしているが、これが結構キツイのです。
一曲終わると楽器を構えたまま右手で譜面をめくり、その直後次の曲が始まる。これが1ステージ10曲ぐらい。それを15分程度の休憩をはさみ3ステージ演奏するのです。
リード・トランペットは手を抜くことは許されないし、だからと言って音が出なくなることも許されない。

なので最近、ダンパが終わると「マウスピースを見直してみようかなぁ。」なんて考えてしまう。

現在使っているマウスピースはエリック宮城コピー。今まで約10年間浮気することなく使ってきた。
エリックさんのマウスピースを吹かせてもらったときに口当たりの良さが抜群で、「これだ!」と思い、当時はエリックさん本人が使っているものとまったく同じものは販売されていなかったので、ヤマハアトリエで作ってもらった。
ちなみに作ってくれたのは「Toshi TP Atelier」の亀山敏昭氏。当時はまだ銀座のヤマハアトリエで活躍されてました。

で、先日ベストブラスのマウスピースを試奏しにシアズに行ってきたのです。
それは以前ベストブラスのマウスピースを試奏したことがある・・・確かグルーヴシリーズの9Eか11Eだったと思うが、これがなかなか良く鳴るし快適だったからだ。
早速グルーヴシリーズの9Eと11Eを試したいと言うと、「9Eや11Eを試奏しに来るリード奏者が結局9Dに決めていくということも多いですよ。」と言われ、9E、11E、そして9Dの3本を出してもらい、試奏室に入った。


ベストブラス&エリック宮城コピーマウスピース・リム&カップ比較
ベストブラス9D(左)と
エリックコピー(右)
リム&カップ比較


ジェットトーン
20年ほど前に買ったジェットトーン3D

9Eと11Eはカップが最も浅く、ハイノートを要求される奏者向きに開発されたマウスピースだ。9Eより11Eの方がややカップが小さいらしい。9Dのカップはそれらよりやや深さがあるが、一般的なマウスピースに比べるとかなり浅い。カップ形状はVカップに近く、昔一世を風靡したジェットトーンを思い出させる。

また、ベストブラスのマウスピースはカップ内面が鏡面仕上げではなくザラついている。そしてグルーヴシリーズの最大の特徴は、スロート部に刻まれた細かい溝だ。このグルーヴ加工と呼ばれる溝が、適度な吹奏抵抗を作り出しているとのことだ。

試奏室ではまずいつも使っている自分のマウスピースで少々ウォーミングアップしてからベストブラスの試奏開始。
すでに9Eか11Eを買う気満々だった。やはり高音域がよく鳴る。9Eと11Eの違いはあまりなく、現在使っているエリックコピー・・・つまり世間でいう「ヤマハEM1」と口当たりはかなり近い。
9Dは、9Eとリムは同じだが、カップがやや深いのでどの音域もムラ無く鳴るし吹きやすい。

しばらく高音域を吹きくらべていると、唇が振動しなくなってきた。ハイCを越えたあたりから振動しない。9Eも11Eもだいたい同じ。9Dは振動するが少しかすれぎみ。しかし自分のマウスピース(エリックコピー)はまったく問題なく鳴ってくれる。
これは、ウォーミングアップ不足に加え、いつもより浅いマウスピースを吹きすぎたせいだろう。しかし、完全に振動しなくなってしまうというのはやはり自分にとってはカップが浅すぎなのかもしれない。
しばらく休憩しても状況はあまり変わらない。

悩んだ挙句、9Dを購入することに決めた。とはいえこれが実際に使えるものになるかはこれからしばらくバンドで使ってみなければわからない。

ちなみにスロートの「グルーヴ加工」の良さを体感することは私にはできなかった。
ま、私は楽器などの違いに鈍感なので・・・

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。