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ある世界的なスーパー・トランペッターがあるSNSで紹介していた動画をここでも紹介しましょう。
なにかすごい演奏をしている動画とか、面白動画などの類ではありません。

音楽活動をされている方にはぜひ見て頂きたいです。
最初興味を感じなくても最初の3分ぐらいは見てみてください。

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遂に登場、プラスチック製のトランペット
今までに、このブログでも紹介したプラスチック製のトロンボーン「pBone」や、プラスチック製のサックス「Vibrato」などが登場し話題になってましたが、プラスチック製のトランペットはネットで探しても見つけることができませんでした。
いつかは出るのではないかと期待していたのですが、ついに発売されるようです。その名は「Tiger Trumpet(タイガー トランペット)」。
ワーバートンから発売されるようです。


WARBURTON公式サイトでいろんな動画を見ることができますが、これを観る限りでは普通のトランペットとかわらない音が出るように思います。
まず楽器としての各部の機構が気になりますね。一番の要であるバルブですが、やはり摺動部分は金属製で出来てるようです。ただ、ケーシングの内側が金属製なのかはまだ確認できてません。
各スライドは動画を見る限りでは特に金属が使われているようには見えませんが、スライドのフィット具合が気になります。しっかりグリスを塗っておく必要があるでしょうね。ついでに言ってしまうと3番スライドの位置が反対側ですね、惜しい!
そして付属のマウスピースも当然プラスチック製ということです。もちろん普通の金属製マウスピースも取り付けられるようですが、前回の記事でも書いたように最近はプラスチック製のマウスピースも様々なものが発売されているので、楽器との組み合わせをいろいろ試してみるのも楽しいかもしれません。

待望のプラスチック製のトランペット、日本では11月末か12月発売のようです。早速予約してみようと思いますが、色が4色あるので悩みますね。やっぱりステージ映えしそうな赤がいいかな。
はたしてどんなものなのか、手に入ったらここでまた紹介してみようと思います。

>>タイガー トランペット

【追記】
2015年5月現在、タイガートランペットは通常のバルブオイルが使えるなどの改良が施された「タイガートランペット S-Ⅱ」が発売中のようです。↓↓↓

生まれて初めてネットでマウスピースを買いました。しかも同時に2つ。
と言っても実は普通のマウスピースではなくプラスチック製のマウスピース。そしてそのマウスピースに取り付けられる「ブースター」というものも買ってみました。

Brand MouthpiecesBrand マウスピースとブースター
Brandマウスピースとブースター
Scream(左)とLead(右)
ブースターを装着(右)

プラスチック製のマウスピースと言えばケリー(KELLY)が知られてますが、今回買ったのは最近日本に初上陸したという樹脂製マウスピース「Brand Mouthpieces」という名前のマウスピースです。スイスのメーカーらしいです。
普通のマウスピースよりも安いし本格的に使うつもりはなかったので興味本位でネット通販で買ってみました。

>>Brandマウスピース

BrandとKellyBrandとKelly
BrandとKellyBrandとKellyのリム及びカップ比較


Brand Mouthpieces Scream Lead
Scream(左)とLead(右)
樹脂製マウスピースにしてはサイズが豊富でトランペット用は11種類ぐらいあるみたいですね。1 1/2Cや3C、5C、7Cなどがあり、バックに準じたサイズ・形状なのかもしれません。
私が今回買ったのは「Lead」と「Scream」。ネット上にリムのサイズに関する情報は見当たらなかったのですが、現物を見てみたら思ったよりリム径は大きかったです。カップはLeadよりもScreamの方がやや浅いです。
カップの形状は、Screamはややダブルカップに近くほどよく浅いです。LeadはUカップで「Lead」にしては深いと感じます。
リムはどちらもフラットで口当たりはなかなか良いですね。リム表面は光沢がなく、つや消しのようになっていることもかえって好感触です。
そしてバックボアにはややねじれたスプラインのような形状が施されていて、これによりスムーズに息が入るということですが、まずそれはあり得ないと私は思います。

吹いてみた感触は、想像していたよりもかなり良かったです。しっかりした音が出るし吹奏感も快適です。音色も金属製のマウスピースとの違いは感じられません。
LeadとScreamの違いですが、大きな違いはないのですがScreamの方がややカップが浅い分高音域が気持ちよく鳴ります。リード奏者でもScreamの方がおすすめかもしれません。

そして一緒に買ったブースター。このブースターは金属製なので、マウスピースに取り付けることで、非常に軽い樹脂製マウスピースをヘビータイプに変えることができるというもの。
これが一般的なマウスピースにも取り付けられるということなので興味が湧きました。ただしマウスピースの形状によっては取り付けられないものもあります。
さっそくBrandマウスピースに取り付けてみました。ブースターの内側に樹脂製のスリーブがねじ込まれているのですが、このスリーブの位置を調整しマウスピースのシャンクを通します。普通シャンクはテーパーになっているのでスリーブが途中で止まります。このときちょっと強めに押し込むのがコツです。
そしてブースター本体部を回し、マウスピースのリムに密着させればブースターとマウスピースは固定されます。なかなかよく出来てます。

さてその効果は・・・
プラスチック製のマウスピースは軽いため、せっかくの唇の振動を外に逃がしてしまい遠鳴りしづらいと言われてますが、このブースターを取り付けることにより音が素直に前に飛んでくれるような気がします。
また、吹いた時の楽器の振動が金属製のマウスピースを使っているときと同じような感触になり、違和感のないフィーリングを得ることができます。
そして何より一番の効果は、トランペットを構えたときの前後の重量バランスが良くなり、手首の負担が軽くなります。KELLYのマウスピースを初めて使ったときに特に感じたのですが、プラスチック製のマウスピースは重さが軽いため、その分ベルの方が下がりがちになるので手首が疲れるのですが、それが軽減されます。
金属製のマウスピースでも軽めのマウスピースの場合、このブースターを取り付けることで同じような効果を得ることができるでしょう。

このブースター、今まで買い集めたたくさんのマウスピースに取り付けてみるとまた違った感触を得られるので非常に楽しいです。一つ持ってるといいかもしれないです。
家にある様々なマウスピースに取り付けてみましたが、ほとんどのマウスピースに取り付けることができました。その一部を紹介します。

BachBob Reeves 40S
バック(旧刻印)ボブ・リーブス 40S

kELLY Screamerschilke 6A4Z
KELLY SCREAMERシルキー 6A4Z

プラスチック製のマウスピースの利点としてよく言われていることは、金属アレルギーの人でも大丈夫とか、冬の野外ステージでも冷たくならないとかが多いですが、もう一つ、個体差がない、ということも言えると思います。
削り出しで加工する金属製マウスピースの場合、刃物の摩耗によって若干のばらつきが生じることが考えられますが、樹脂製のマウスピースの場合、型でできるので基本的にばらつきはないはずです。
でも使う側としての一番の利点は安いということでしょうかね。

>>Brandマウスピース
BUDDY RICH ALL-STAR ALUMNI BIGBAND 毎日昼休みに会社のパソコンでブルーノート東京の新規公演をチェックするのが日課となっている。
ある日の昼休み、いつも通りブルーノート東京のホームページを開いた途端、目に飛び込んできた「BUDDY RICH ALL-STAR ALUMNI BIGBAND」の文字。

胸騒ぎがした。

早速リンク先の詳細ページへ飛び出演メンバーを確認。
その瞬間全身が熱くなった。
トランペットのメンバーがなんと、Chuck Findley、Charley Davis、Bob Coassin、そしてEric Miyashiro!
さらにBob Sheppard(Sax)やPeter Erskine(Dr)の名前まである。
日程は6月後半の平日4日間。こんなすごいメンバーで構成されたビッグバンドを聴ける機会なんてそうはない。どの回を聴くべきかかなり悩んだ挙句、すべての公演日を1日1ステージずつ4回分予約した。

このライブ、なんといってもトランペットのメンバーが凄すぎる。こうなるとポジションが気になって仕方がない。誰が何番を吹くかということだ。それを考えると夜も眠れない。
私なりに立てた予想は、Lead Eric、2nd Chuck、3rd Charley、4th Bob。
チャーリー・デイビスが3rdというのは普通じゃ考えられないけどこのメンバーじゃ仕方がなかった。だってエリックさんのリードは動かせられないでしょ、ましてここは日本だし。チャック・フィンドレーの2ndは絶対間違いない、100%自信あり。そうするとチャーリー・デイビスには3rdに座ってもらうしかなくなる(ブルーノートは椅子ないか)。ボブ・コアシンは正直あまりよく知らなかったので4th(ごめんなさい!)。チャックと一緒にジェームス・ラスト楽団で吹いてたということしか知らなかったけど実は過去にバディ・リッチでリード・トランぺッターだったことをあとで知った。

そして話しは飛んでライブ当日。
6月24日(月)、初日は1stステージを予約していた。この日の席はど真ん中の前から2番目。ドラムもラッパもよく見える。ドラムセットは前後に2つセットされている。

バディ・リッチ・アルムナイ・ビッグバンド

バディ・リッチ・アルムナイ・ビッグバンド

とにかくラッパのポジションを知りたくて始まるまで待てなかった。すると会場にエリックさんを発見、すぐに挨拶しに行きさっそく「ラッパのポジション教えてください!」と。

「ボブがリード、チャックが2nd。僕は3rd。チャーリーは都合により来られなかったんだ。代わりに佐久間くんが4番にトラで入るんだ。」

エリックさんがリードじゃないのと、チャーリー・デイビスも欠席。これは正直かなり残念だった。このバンドこそエリックさんにリードを吹いてもらいたかったし、チャーリー・デイビスは姿だけでもナマで見てみたかった。

時間になりメンバー登場。
あれ?
サックスが4人しかいないことに気付いた。なんと楽しみにしていたテナーのBob Sheppardがいない。これまたすごく残念。
そして今回ドラムは3人の名前が発表されていたいたが、まず登場したのがグレッグ・ポッター(Gregg Potter)。この人よく知らなかったがビジュアルはまるでジョニー・デップ扮するシザーハンズだった。
そして肝心のトランペット・セクション。聞いていたとおり向かって左からチャック・フィンドレー、ボブ・コアシン、エリック宮城、佐久間勲と並ぶ。

まず1曲目、シザーハンズがビートを刻みはじめ、カウントを合図に「DANCING MAN」が始まった。すごい大音量で会場大盛り上がり。1曲目からこんなに盛り上がっちゃっていいの?ってぐらいパワフルな演奏で、ラッパセクションもバリバリ吹きまくっている。
リード・ラッパがよく鳴ってるなぁ、と思ったらチャック・フィンドレーがリードを吹いている。チャックの音は相変わらず密度が濃く図太い音でよく飛んでくる。
大音量、大迫力の演奏は盛り上がるし楽しいけど、このドラムちょっと叩きすぎじゃない?とやや冷静に聴き始めてしまった。普通のビッグバンドだったら絶対にバンマスに「ドラムうるさいよ!」って言われるだろう。サックスのソロのときも音量が下がることはない。これじゃあラッパもたまらないだろうなぁ、と思って聴いていたが今回のこのメンバーやはり半端じゃない。こんな大音量の中でもパワフルに吹ききってしまう。一流リード奏者が4人集まるとさすがに無敵である。

続く2曲目、「GROOVIN HARD」。アマチュアバンドでもよく演奏される曲なだけに始まった途端に大歓声。私も感激した。
この曲はボブ・コアシンがリードを吹いているがあまり聴こえてこなかったのが残念。このバンド、なにしろドラムが常にフォルテシモで叩いているからバンド全体の音量がものすごい。この状況でリードをこなせるのはパワーだけじゃなく「通る音色」の持ち主じゃないと務まらないのだろう。なんたってボブ氏の両隣はその「通る音色」の持ち主である。仕方ないよね、と勝手に納得した。

3曲目、同じく大迫力で始まった曲はなんと「NUTVILLE」。これもお客さん大喜び。そしてさらに嬉しいことにリードはエリックさんだ!「そうそう、このサウンドを聴きたかったんだよ!!」と心の中で叫んでしまった。やっぱり違うよエリックさんのリード。こんなにも違うものかね、とエリックさんの凄さを再認識。大迫力の演奏の中をひときわ響くハイAが貫いてくる。その度に客席から歓声が起きる。みんな同じ気持ちなんだ。
そして途中チャックがアドリブ・ソロを華麗に演奏する。その姿を食い入るように見つめ続けるエリックさんも印象的だった。

4曲目は「KEEP THE CUSTOMER SATISFIED」。冒頭のテーマからラッパセクションは相変わらず鳴りまくり。リードはボブさんのようだ。

そして次の曲。ステージの両サイドに設置されている大画面モニターから、白黒のかなり古い映像が流された。バディ・リッチ楽団をバックにバディの娘キャシーが「BEAT GOES ON」を歌っている映像だ。
しばらくするとリズムセクションがリズムを出し、映像と同じ曲のイントロが始まった。ステージには本物のキャシー・リッチ(Cathy Rich)がニコニコしながら立っている。大歓声の中、映像と違った大人の歌声を聴かせてくれた。キャシーはこの一曲しか歌わなかったのがちょっと残念。

さて次はいよいよゲストのピーター・アースキンが登場。リズムセクションから始まるブルースはこの日初めてのミディアム・スロー。このイントロだけで会場の空気が一変したように感じたのは私だけじゃないはず。
ホーン・セクションが吹き始め「BASICALLY BLUES」が始まった。お客さんはほとんど皆ピーター・アースキンに注目しているようだ。なんたってこの切れの良さ、絶妙なタイム感、おかずのセンスの良さ、すべてが違う。ドラムが変わるとバンドのサウンドもずいぶん変わるものだ。リードラッパはチャック・フィンドレー。

アースキンが叩く2曲目「MACHINE」。切れのあるドラムはこの曲のようなスリル感のある演奏をさらに盛り上げる。この曲もチャックがリードを吹いている。

そして次の曲。ピーター・アースキンが速めの4ビートを刻み始めたとき、「もしかして!」と思った。多くの人がこの曲を期待していたのではないだろうか。始まった曲は「LOVE FOR SALE」。会場の熱気は一気に頂点に達した。
途中のトランペット・ソロをチャック・フィンドレーが吹く。難しいこのソロをチャックは鮮やかに吹く。そしてその姿をエリックさんはまた見つめている。

ピーター・アースキンのプレイはバンド全体のサウンドをビシッと引き締めるほど切れがあるのだが、見ていると実に柔らかで全身の力が抜けものすごくしなやかな動きだった。その貫録のあるプレイをもっと見たかったがここでまたドラムが入れ替わる。

キャシーの紹介で登場したのはキャシーの息子、すなわちバディ・リッチの孫のニック・リッチ(Nick Rich)。
腕や首にまでタトゥーを入れたニックはまるでやんちゃ少年のような振る舞いで観客を沸かす。

ニックがバンドに加わって演奏した曲は「MERCY, MERCY, MERCY」「SLOW FUNK」「BEULAH WITCH」の3曲。ピーター・アースキンの3曲で4ビートムードだった会場が一転して今度は8ビートで盛り上がる。

ガンガン叩きまくるニックだが、しっかりしたテクニックもありビートにきちんとバンドを乗せている。ドラムソロも聴きごたえがあり存分に楽しませてくれた。ただ3曲ともほぼ同じテンポ、同じ曲調の8ビートだったのが残念。ニックの4ビートを聴きいてみたかった。

最後の曲が終わると会場からはアンコールを催促する拍手が鳴りやまない。キャシーがピーター・アースキンをステージに呼び、アンコールに応える。アースキンのジャズワルツのイントロから始まったのは「WILLOWCREST」。アースキンがプレイするこの曲はものすごくかっこ良かった。途中のチャック・フィンドレーのトランペット・ソロもパワフルかつメロディックで素晴らしかった。


今回のBUDDY RICH ALL-STAR ALUMNI BIGBANDのライブ、トランペット・セクションのメンバーがあまりに魅力的だったので公演日4日間とも聴きに行ってしまったが、全体を通しての一番の感想としては、私はトランペット吹きなのでやはり「エリックさんにリードを吹いてほしかった。」ということに尽きる。もちろんこのモンスターバンドで最後まで吹ききったボブ・コアシンさんも本当にすごい人だと思う。しかし正直なところ、必死に吹いている感じが音からも伝わってきたし、やはりサウンド的にもエリックさんレベルの太く確実なハイノートを耳が要求してしまうのだ。
もう一つ言えることは、2日目以降のライブがおすすめという点だ。初日の演奏は2日目以降の演奏と比べ、ややぎこちなかった。曲目や曲順、ライブの構成も2日目から変わり初日より2日目以降のほうがライブが盛り上がっていたように感じる。また、最終日は通しで聴いたが、1stより2ndの方が明らかにお客さんもミュージシャンも盛り上がっていた。

BUDDY RICH ALL-STAR ALUMNI BIGBAND

BUDDY RICH ALL-STAR ALUMNI BIGBAND


>>ブルーノート東京HPの写真付きレポートはこちら

最後に今回私が聴いたライブのセットリストを書いておきます。

2013 6.24(月)1st
1.DANCING MAN
2.GROOVIN HARD
3.NUTVILLE
4.KEEP THE CUSTOMER SATISFIED
5.BEAT GOES ON
6.BASICALLY BLUES
7.MACHINE
8.LOVE FOR SALE
9.MERCY, MERCY, MERCY
10.SLOW FUNK
11.BEULAH WITCH
12.WILLOWCREST
 

6.25(火)2nd
1.DANCING MAN
2.NUTVILLE
3.KEEP THE CUSTOMER SATISFIED
4.BEAT GOES ON
5.BASICALLY BLUES
6.MACHINE
7.WILLOWCREST
8.MERCY, MERCY, MERCY
9.SLOW FUNK
10.(ピアノ・トリオ)
11.BEULAH WITCH
12.LOVE FOR SALE


6.26(水)1st
1.DANCING MAN
2.NUTVILLE
3.KEEP THE CUSTOMER SATISFIED
4.BEAT GOES ON
5.BASICALLY BLUES
6.MACHINE
7.WILLOWCREST
8.MERCY, MERCY, MERCY
9.SLOW FUNK
10.(ピアノ・ソロ)
11.BEULAH WITCH
12.LOVE FOR SALE


6.27(木)1st
1.DANCING MAN
2.NUTVILLE
3.KEEP THE CUSTOMER SATISFIED
4.BEAT GOES ON
5.BASICALLY BLUES
6.MACHINE
7.WILLOWCREST
8.MERCY, MERCY, MERCY
9.SLOW FUNK
10.(ピアノ・ソロ)
11.BEULAH WITCH
12.LOVE FOR SALE

6.27(木)2nd
1.DANCING MAN
2.NUTVILLE
3.KEEP THE CUSTOMER SATISFIED
4.BEAT GOES ON
5.BASICALLY BLUES
6.MACHINE
7.WILLOWCREST
8.MERCY, MERCY, MERCY
9.SLOW FUNK
10.A CHILD IS BORN(ピアノ・ソロ)
11.BEULAH WITCH
12.LOVE FOR SALE
LPレコード CD化

日本で初めてCDが発売されたのが1982年だとか。
発売当初はCDプレイヤーが高価だったので欲しくてもなかなか買えませんでした。
私が初めてCDを買ったのはおそらく22~23歳ぐらいだったのではないかと思います。それまではLPレコードの時代で、そのころからタワーレコードあたりにはよく行ってましたね。
そして中古レコード目的ではディスクユニオンやハンターにはずいぶん通ったものです。ハンターがなくなってしまったのは非常に悲しいです。
そのころに買ったLPレコードの多くはCD化されてないのです。また、CD化されてないレコードは今でもディスクユニオンやヤフオクで手に入れることがあるので未だにレコードも増えていってます。しかしレコードプレーヤーはあるのですがCDやデジタル音楽プレーヤーに慣れてしまった今、レコードを出して聴くのが非常に面倒なのです。
そこで以前から計画していた「LPレコード デジタル化計画」にようやく取り掛かり始めたのです。
ラックに眠っているLPレコードを少しずつデジタル化(CD化)し、パソコンやCDコンポ、そして車でも聴けるようにしていこうという計画です。

まずアナログレコードをCDにするにはアナログからデジタルに変換する装置が必要です。それが「USBサウンドデバイス」というものらしい。もちろんカセットテープやMDからもデジタル変換できます。

USB Sound BLASTER Digital Music Premium HDUSB Sound BLASTER Digital Music Premium HD
USB Sound BLASTER Digital Music Premium HDセット内容
USB Sound BLASTER Digital Music Premium HDUSB Sound BLASTER Digital Music Premium HD
前面背面

あとから知ったのですが、パソコンのマイク端子とアナデジ変換ソフトを使えばこの装置がなくてもデジタル化できるらしいです。でも音質は期待できないらしく、やはり音質を重視するならこのUSBサウンドデバイスは必需品とのこと。ただし安価な製品ではやはり音質も”それなり”らしいのです。

そこで以前買った「音楽ファイル超活用バイブル」という本の中でイチオシで紹介されていた「USB Sound BLASTER Digital Music Premium HD」という商品を購入し、さっそくデジタル化してみることにしました。

まずは付属の録音ソフトをパソコンにインストールします。ソフトは「CREATIVE メディアツールボックス6」というものですが、これがシンプルで非常に使いやすいのです。しかも必要な機能はしっかりと備わっています。

BOBBY SHEW AND HIS SEXTET
BOBBY SHEW AND HIS SEXTET
 "SHEWHORN"
さっそく作業にとりかかります。
今回最初にCD化するLPレコードは「BOBBY SHEW AND HIS SEXTET "SHEWHORN"」。
ベルが2つ付いてるボビー・シューのトランペット「シュー・ホーン」は有名ですが、この楽器をメインでレコーディングされたアルバムです。

説明書
接続図
まずはパソコンとレコードプレーヤー、そしてUSB Sound BLASTER Digital Music Premium HD 本体を接続します。
使用するレコードプレーヤーは「DENON DP-26F」。これかなり古いですよ、まだDENONを「デンオン」て呼んでた時代のものだと思います。
ちなみにパソコンのOSはWindows7。Sound BLASTER本体からパソコンへはUSB接続。そして本体背面にあるRCA端子のLINE OUTに、普段パソコンの音声再生用として使っているアンプ内蔵の卓上スピーカーを接続し音をモニターします。

DENON DP-26F
OSはWindows7 (64bit)DENON DP-26F

これで接続は完了。

いよいよ録音開始ですが、その前に一度レコードを再生し、レベルインジケーターを見ながら録音レベルを調節します。そしてレコード再生と同時に録音ソフトの録音ボタンを押して録音開始です。ちなみに入力信号レベルで自動で録音開始させることもできるみたいです。
A面の再生がすべて終わるまでただ待つのみ。そして再生がすべて終わったら録音ソフトの停止ボタンを押して録音終了。B面も同じ要領で録音します。こうしてとりあえずはレコードのアナログ音源がデジタル音源ファイルとなってパソコンに保存されました。保存されるファイル形式はWAV形式です。

次に記録された音源からヒスノイズなどを除去する「音楽のクリーンアップ」や、音量を均一にする「ミュージックノーマライザ」という機能を使えばよりクオリティの高いCDに仕上がります。

イコライザー
5ch イコライザーで音質を調整
今回デジタル化したレコードはやや低音が弱かったのですが、そこで役立つのがイコライザー機能です。チャンネルこそ5chだけですが、ちょっとした音質改善には十分のように思います。

先ほど記録した音源を再生しながら各チャンネルのスライダーを動かし音質を調整します。そして保存すればファイル全体が調整した音質に変換されます。

ファイル分割
曲ごとにファイルを分割
そしてCD化する前の作業として最後にファイルを曲ごとに分割します。無音部分を検出し自動的に分割してくれる機能もありますが、今回は波形を見ながら手動で分割してみました。非常に簡単です。
これでCDに焼くための前準備は完了。
あとはiTunesやWindows Media Player、あるいは適当なライティングソフトを使ってCD-Rに焼けば、アナログレコードがCDとなって甦ります。

さて実際にCD-Rに焼く作業に入りますが、ここでちょっと欲が出てしまいました。どうせレコードをCD化するならCD-Rのデザインもアナログレコードっぽくしたい。ということで、記録メディアに三菱の「Phono-R」(フォノアール)というものを使ってみることにしました。このCD-Rはアナログレコードのようなデザインになっていて、しかも真ん中の部分はインクジェットプリンター対応です。

三菱「Phono-R」(フォノアール)三菱「Phono-R」(フォノアール)
三菱「Phono-R」(フォノアール)インクジェットプリンター対応

このメディアを使って焼いてみます。今回はWindows Media Playerを使って焼いてみました。全7曲はあっという間にCD化されました。

A面 ラベルB面 ラベル
レコード盤 A面レコード盤 B面
次にCDラベルの印刷です。デザインを自作してもいいのですが、どうせなら元のレコード盤のラベルを画像化し、そのままCDラベルに移植したい。しかしレコードのラベルは曲名がA面とB面に分かれています。
仕方なくちょっと面倒ですが画像編集ソフトを使って一つの面に全曲詰め込むことにしました。
レコード・ラベル合成後
A面とB面の曲目を合成し印刷
まずはレコード盤のラベルをA面、B面それぞれスキャンします。画像編集ソフトで曲名部分を切り貼りしてなんとか一枚のラベル画像に収めることができました。

そして今度はレコードジャケットの印刷です。これがまた厄介です。
レコードジャケットが大きくてA4サイズのスキャナーでは無理。2枚に分けてあとからくっつけることも考えましたが恐らく合成作業がうまくいかない気がするのでやめました。
で、写真撮影することに。
レコードジャケットを壁に立てかけジャケット面から垂直な位置にデジカメを置いて撮影します。コツはなるべく離れた位置から光学ズームで撮影することです。こうすることで歪みを抑えることができます。
ジャケットの表と裏を撮影し、あとはラベルマイティを使ってサイズの修正や背表紙部分(側面)の作成などちょっとした編集作業をします。
そして光沢紙に印刷すればかなり市販のCDっぽくなります。
今回はCD-Rに付属のスリムケースは使わず標準のCDケースにしてみました。

表ジャケット印刷

裏ジャケット印刷

LPレコード CD化 完成
LPレコード CD化 完成
これで完成です。まずまずの出来かな。

ちょっとイマイチだったのがジャケット写真の色が暗くなってしまった点。
もっと明るい環境で撮影すればもっと本物っぽくなったと思います。

ま、とりあえずこれで今までレコードプレーヤーでしか聴けなかった音源がいつでも手軽に聴けるようになりました。
めでたしめでたし。

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